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飯塚で注文住宅を建てる前に知っておくべきポイント

飯塚市で注文住宅を建てる前に、まずこの町の住みやすさをチェックしてみましょう。 飯塚市は面積214平方キロメートル、人口12.8万人の市です。福岡県のほぼ中央に位置し、遠賀川や豊かな山々に囲まれた、自然環境に恵まれた都市です。

飯塚市の立地、交通

飯塚市

福岡県の2大政令指定都市である、福岡市・北九州市のちょうど真ん中あたりに位置している飯塚市全国的な知名度は決して高いとはいえませんが、実は交通の便のよい、筑豊エリアでも人気の高い都市です。

特急電車を利用すれば、博多駅までは約40分、北九州市へは約60分で行くことができます。福岡県の2大都市へ電車で十分通勤・通学できる圏内です。

飯塚市での暮らしに車を活用される方も多くいらっしゃいますが、道路の利便性も向上しています。博多へは八木山バイパスを使って約40分で行くことができます。 バイパスの沿道には桜の名所も多いので、春には多くの行楽客で賑わいます。

この八木山バイパスは以前は有料道路だったのですが、2014年に無料開放されました。 今では、飯塚市民にとって博多方面への重要なアクセス手段の1つとして、日々、多くの車が行き交っています。

ただ、冬季には積雪や凍結による通行止めが起こることがあります。飯塚市では、八木山バイパスの交通状況をリアルタイムで画像配信しており、市民が一層安心して利用できるようなサービスを実施しています。

参考:きたこくライブカメラ(八木山地区拡大図)

飯塚市の定住促進施策

周辺都市へのアクセスが便利な飯塚市ですが、市内での暮らしも安心しておくることができるように、どんどん改善、施作が進められています。

飯塚市は、「個々人が健康かつ生きがいを持ち、安心して豊かな生活が営める」、健幸都市を目指して様々な施策を実施しています。

例えば、定住を希望して市外から転入してくる場合、「定住促進転入者マイホーム取得奨励金制度定住促進転入者マイホーム取得奨励金制度」といった制度を利用することもできます。

また市民に対しても、「飯塚市住宅リフォーム補助金制度」を設け、住環境のサポートを行っています。

飯塚市の住宅関連施策(補助金・助成金・税金控除など)

助成金

先でも少し触れましたが、飯塚市には「飯塚市定住促進転入者マイホーム取得奨励金制度」など、飯塚市で住宅を持ちたいと考える人を支援する制度がいくつか利用可能です。

そこで、注文住宅を購入する場合に利用できる、飯塚市の住宅関連施策をご紹介します。

補助金や助成金、税金の控除などを上手に利用して、資金繰りに組み入れてください。

飯塚市定住促進転入者マイホーム取得奨励金制度

平成29年度はすでに予算範囲でいっぱいになってしまい、平成30年度に実施されるかどうかは未定ですが、「飯塚市定住促進転入者マイホーム取得奨励金制度」という飯塚市への定住を促進するための奨励金制度があります。

この補助金制度は、3年以内に飯塚市から転出したという実績がなく、転入して5年以上定住するということを条件に、新築住宅・中古住宅ともに住宅の建物部分購入費用の10分の1、最高30万円まで支給するという制度です。

かなり細かい規定などがありますが、現在飯塚市外に住んでいて、飯塚市に転入して注文住宅を建設する予定なら使える制度ですので、平成30年度に復活しないかどうかチェックしておきましょう。※1

住宅用太陽光発電システム設置補助金制度

こちらも、現在は予算枠に達してしまったため新規の募集は募っていませんが、飯塚市は「住宅用太陽光発電システム設置補助金制度」も実施しています。

国のエネルギー政策の一環として、各自治体で行っている補助金制度ですが、今はもうやっていない自治体もありますので、毎年実施されるかどうかのチェックは必要です。

保障額の内容としては、自宅用に新規購入した太陽光発電システムを構成する太陽電池モジュールの公称最大出力の合計値(kW)を使って計算しますが、上限は8万円です。

注文住宅を建築する際、太陽光発電システムも設置する予定のある方は、新しい募集が出ているかどうか、飯塚市のホームページで確認しておきましょう。※2

住宅借入金等特別控除

ご存じかもしれませんが、住宅ローンを利用して自宅用の住宅を購入したときは、届け出ることによって、所得税や住民税が戻ってくる、住宅借入金等特別控除が受けられます。

給与所得者の方は会社での年末調整時に申請を行い、その他の方は確定申告を提出する際に特別控除を受けるように申請すれば大丈夫です。

会社勤めの方は、毎年11月に会社から連絡がありますので手続きを忘れないようにしましょう。自営業など給与所得者以外の方は、翌年の確定申告で、忘れずに届け出てください。※3

【参考】

飯塚市の子育て、教育環境

子育て

これから、家庭を作ろうという若い方は、子育て環境が気になります。

妊婦健康診断の費用補助を始め、出産後の専門職員の訪問相談、市内5カ所の子育て支援センター、ファミリーセンターが様々な子育てのサポートを実施します。

小学生までは、医療費の補助制度も設けられています。 全国で問題となっている保育所の待機児童ですが、残念ながら飯塚市でも発生しています。

慢性化する保育士不足を解消するための随時募集の他、保育士になるための修学支援金制度や飯塚市で保育士として働く方への支援制度も実施されています。

小中学校教育では、学校再編、小中一貫教育が推進されています。既存施設の老朽化、少子化を背景として、より教育効果を高めるために検討が重ねられています。

現状でも少人数学級を増やしたり、奨学金制度を設けたりし、飯塚市で暮らす子供達がしっかりした教育を受けられるような支援を行っています。

勝盛公園・八木山展望公園・筑豊緑地など公園もたくさんあるので、小さなお子さんがいるご家族の方にはおすすめの地域です。 市内には情報系の大学が2つ、短期大学が1つあり、学園都市としての飯塚市も注目されています。

飯塚市の健康、福祉

総合病院として飯塚市立病院、麻生飯塚病院が市民の健康を支えてします。 その他の個人医院、専門医院は飯塚市のホームページから検索できるようになっており、必要な情報が得やすくなっています。

飯塚市保健センターでは、健康相談、検診、乳幼児健診、母子手帳交付、栄養相談、体力づくり相談などで市民をサポートしています。 夜間の急病も飯塚急患センターで対応してもらえます。

これからどんどん負担が大きくなると懸念されている介護問題についても、介護用品普及事業や軽度生活支援事業など様々なサポート制度が設けられています。

ここで紹介できることは、飯塚市の健幸都市への取り組みの1部ではありますが、子供からお年寄りまで安心して豊かな生活が営めることでしょう。

飯塚市での暮らし

最後に飯塚市での暮らしに必要な情報を簡単にまとめておきましょう。 飯塚市のごみ収集は可燃ごみ、かん・びん、不燃ごみと粗大ごみに分けて実施されます。

粗大ごみは予約制で大きさに応じた粗大ごみ収集シールを購入して、添付しなくてはなりません。 その他のごみも、可燃、かん・びん、不燃の3種の専用の収集袋が販売されています。

指定ごみ袋を購入し、その袋にまとめて出さないとごみ収集してもらえません。ごみ袋は大きさで価格が異なりますが、45Lの場合10枚で756円です。 日々の買い物はスーパーやコンビニもあり、不便を感じることは少ないでしょう。

イオン穂波ショッピングセンターやあいタウンのような大型スーパーもあります。 市内での移動に便利なのが、コミュニティバス、街なか循環バスです。コミュニティバスは1回200円、循環バスは100円で利用できます。

距離に関わらず一律料金なので、気軽に利用できます。ただ注意点として、コミュニティバスは土日、循環バスは日曜日が運休です。 また、最近ではスイーツの街としても話題となっています。

飯塚市のある筑豊エリアは、もともと炭鉱で栄えたエリアですが、重労働の炭鉱夫たちに甘いものが喜ばれたのが、筑豊エリアで甘いものが流行したきっかけと言われています。

全国的にも知られている「ひよ子」や「千鳥屋」は実は飯塚市の老舗菓子店。 「ひよ子饅頭」は東京発祥と勘違いされておられる方も多いのですが、実はここ飯塚市、本町商店街の飯塚店が発祥です。

福岡限定で大型のひよ子饅頭も販売されているので、ぜひ1度ご覧になってみてください。 スイーツに関するイベントなども開催されているようです。

市内には歴史を感じさせる、飯塚市歴史資料館や長崎街道・内野宿長崎街道・内野宿のようなスポットや九州らしい伊川温泉もあります。 また、伝統的なお祭りやイベントも季節ごとに開催されており、飯塚市の暮らしは年中飽きることがなさそうです。

参考:飯塚市ホームページ

飯塚の土地相場について

筑豊エリアの飯塚市で注文住宅を建てたいとお考えなら、飯塚市の土地相場について知っておきましょう。

飯塚市の土地平均価格や坪単価など、土地相場が分かるように情報を集めましたので、ぜひご活用ください。

土地平均価格と坪単価

017年の飯塚市は、土地平均価格が以下の通りでした。

  • 土地平均価格 2万5593円/m2(2017年[平成29年])前年比+2.29%上昇(2016年→2017年)
  • 坪単価 8万4606円/坪
  • 平均駅距離 22.9 分
  • 平均専有面積 574.6 平方メートル(173.8 坪)

飯塚市の土地価格は、JR篠栗線沿線に近いほど高いという傾向がありますが、市外のJR篠栗線沿線に比べると土地価格は安いです。

飯塚市役所が近くにある、新飯塚駅近辺のエリアの土地価格が一番高く突出していますが、その他は住みやすい価格となっています。また、飯塚市では、平均専有面積が173.8 坪ととても広く、大きな土地が売買されている状態です。

飯塚市内のエリア別地価ランキングと住所別地価ランキングをまとめましたので参考になさってください。

飯塚市内のエリア別地価ランキング

エリア 地価平均 坪単価平均
1位 新飯塚 4万0622円/m2 13万4288円/坪
2位 飯塚駅 3万2975円/m2 10万9008円/坪
3位 浦田 2万6450円/m2 8万7438円/坪
4位 桂川駅 2万2500円/m2 7万4380円/坪
5位 鯰田 1万4650円/m2 4万8429円/坪
6位 小竹駅 1万4266円/m2 4万7162円/坪
7位 天道 1万3275円/m2 4万3884円/坪
8位 上穂波 1万2533円/m2 4万1432円/坪

住所別地価ランキング

住 所 最寄り駅 地価
1位 吉原町12-1 新飯塚駅1㎞ 6万9400円/m2
2位 新立岩12-9 新飯塚駅500m 5万6300円/m2
3位 新飯塚6-23 新飯塚駅100m 5万5000円/m2
4位 本町15-2 新飯塚駅1.2km 5万4200円/m2
5位 枝国字水ケ浦218番1外 飯塚駅2.8km 4万3900円/m2
43位 八木山字本村1061番1 城戸南蔵院前5.6km 6100円/m2
44位 筒野字安ノ坂435番1 筑前庄内駅1.8km 6000円/m2
45位 有安字鳥羽958番9 新飯塚駅3.2km 5950円/m2

飯塚市の土地の選び方

生活

交通の便に優れ、住宅に関する各制度や子育てサポートなども充実した、定住には魅力的な街、飯塚市。

中心部には大型スーパーや人気の飲食店などの商業施設が立ち並びますが、少し足を伸ばせば自然豊かな山々や美しい川を満喫することもできます。

そんな飯塚市で土地を選ぶのでしたら、まずエリアを決めることです。

交通や生活の利便性を優先するのか、子供の環境を優先するのか、など、何に重点を置くかでエリアを絞り込むことができます。

交通や生活の利便性を優先

仕事を中心とした生活になる方、車を持たない方などは、交通の便が良く、公共施設や商業施設へも近い中心部エリアがおすすめです。確認していただきたいポイントはこちら。

  • 最寄り駅までの距離と所要時間
  • 医療施設までの距離と所要時間、診療科目や診察時間など
  • 公共施設や商業施設までの距離と所要時間、開閉店時間など
  • 職場までの距離と所要時間、通勤時間帯の道路状況など

子供の環境を優先

お子さんの環境を優先して土地を決めたいという方は、中心部や主要道路から少し離れた、学校区内の治安の良いエリアがおすすめです。確認しておきたいポイントをご紹介します。

  • 幼稚園や保育園の入園難易度
  • 校区内の学校の評判や教育方針
  • 通学路の確認、距離や所要時間
  • 公共施設(市役所や図書館、公園など)や商業施設までの距離と所要時間、開閉時間など
  • 小児科、皮膚科、耳鼻科、外科、歯科などの医療施設
  • 交通量や騒音、排気ガスなど
  • 治安の確認
  • 最寄り駅までの距離と所要時間

お子さんにとって良い環境を優先すると、様々な条件が考えられますね。面倒に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、これからずっと住み続ける場所になりますし、ゆくゆくはお子さんたちの世代にも引き継がれるものでもあります。

優先順位を決めてエリアを絞ったら、その土地を数回は訪れて周囲の環境をチェックしてみましょう。朝の通勤通学の時間帯やお昼の時間帯、日が暮れたときの雰囲気などはそれぞれ違います。実際に住んでみて失敗に気が付いた・・とならないよう、慎重に確認しておきましょう。

土地の地盤状況を知っておく

エリアを絞ったら、ぜひ確認していただきたいのが、その土地の「地盤状況」です。家の耐震性や耐久性を備えたとしても、その家が建つ土地がしっかりとしていなければ意味がありません。

街の図書館や市役所、郷土・歴史資料館などでは、その地域の古地図や航空写真を閲覧ことができます。候補にあげている土地が、以前は水域で埋め立て地域になっていた場合、軟弱地盤の可能性もありますので、念のため確認してみると良いでしょう。

また、その土地が道路よりも低い場合は、雨水がたまりやすい環境の可能性も。周辺の住宅の壁をチェックして、ひび割れなどがないかも確認しておくと良いですね。

飯塚の防災について

飯塚の防災情報についてもまとめました。

近年、九州地方でも集中豪雨による洪水や土砂災害などの被害が多いため、注文住宅を購入するための土地を選ぶ際、防災情報を確認して、買おうとしている土地に、災害の危険性が予測されているかどうかをチェックしてください。

飯塚のハザードマップ

近年、飯塚では梅雨時期や夏の台風シーズンなど集中豪雨が起こったときに、土砂崩れや浸水被害などの危険性がある地域が分かるように、ハザードマップを公開しています。

飯塚で注文住宅を建てるための土地を探す際は、ハザードマップを確認して、買おうとしている土地は、防災上どのような危険があるのかを把握しておきましょう。

【参考】

山地災害危険地区(位置情報)

ハザードマップとは別に、山地災害危険地区も指定されています。山の上が指定されている場合が多いので、こちらも確認しましょう。

【参考】

河川監視カメラライブ映像

集中豪雨が降っているとき、増水の様子を見に行こうとする人がいますが、洪水に巻き込まれるので大変危険です。

飯塚市では、ポイント数箇所に河川監視カメラを置いていますので、こちらをチェックしてください。集中豪雨や台風が迫っているときは、河川には近づかないようにしましょう。

【参考】